ke-utility

1.18.6 • Public • Published

基本ユーティリティ

keシリーズの基本となる基底のクラスです。ここからさまざまなツールへと派生してゆきます。 ユーティリティー的な機能や運用のことを意識した機能など、どこでもよく使うベースとなるクラスです。


解説


主に次のようなグルーピングで機能を包含しています。

  1. アプリケーションを起動する際に外部からデータを与えることにより、動きを制御するための仕組み
  2. 非同期処理でのスパゲッティループを避けるための仕組み
  3. 細かなデータハンドリング機能
  4. パラメータ展開やファイル内での区分データ管理機能
  5. エッセージログ管理機能
  6. HTTTP関係のコミュニケーション機能
  7. 単純にジョブとして実行する場合はmainProcedureをオーバーライドし、オブジェクトコンストラクション時に(true, {オプションパラメタ})で呼び出す。

依存関係


  • ubuntu 16.04
  • Node.js v7.4.0 LTS

稼働環境制御基盤


稼働環境を制御する変数はユーザールートに「master.config」または、「debug.config」というJSONファイルにより設定することができます。

サンプル

[
  {"group": "all", "level": "warn", "mode": "always",
    "dictionary": "/home/ubuntu/web-project/data/dict.json",
    "aws": {"cfg": "/home/ubuntu/web-project/data/awsconfig.json"},
    "server": "192.168.1.3",
    "cms": {
      "port": "80",
      "keyPath": "/home/kimura/localconf/server.key",
      "csrPath": "/home/kimura/localconf/server.crt",
      "caPath": "/home/kimura/localconf/server.ca",
      "domain": "localhost",
      "phrase": "5rdxcvbgt"
    },
    "dyndns": {
      "hostname": "www.mydns.jp",
      "path": "/login.html",
      "username": "abcdefg",
      "password": "1234567",
      "check": 60
    },
    "facebook": {
      "token": "1234567abcdefg0987654hijklmn"
    }
  },
  {"group": "web-project", "mode": "master", "valid": "180101:180228",
    "server": "192.168.1.4"
  }
]

変数の指定と参照

  • その他: 自由にアプリにパラメタを引き渡すことができます。
  • グループをキーとして、複数の配列は同じパラメタがあればうわかぶせになります。
パラメタ 説明 例[省略時]
group 「all」または「プロジェクトパス(ユーザールート直下のフォルダ名)」を指定します。 all
mode debug,master,alwaysが指定できます。定義を有効にするモードです。 always
valid from:toのyymmddで有効期間が指定できます。指定しないといつでも有効です。 180101:181231
level メッセージレベル warn
dictionary 辞書ファイルフルパス -
dbdriver 使用DB [postgre]
admin 管理者ID
psw パスワード
service 通知サービス gmail
log ログファイルパス *.log

参照系

パラメタ 説明 例[省略時]
path 実行フルパス -
pid プロセスID -
current 実行フォルダ -
apli 実行ファイル名 -
groupid グループ番号 -
uid ユーザー番号 -
platform OS -
user ユーザーID -
home ホームパス -
config 実行パラメータフルパス -
groupid 実行グループ -

関数種類と機能


関数 解説
localconf ローカル実行環境ファイルを読み込みます。[JSON形式]
dict 辞書変換をします。
argv 起動引数の取り出し
develop テンプレートの展開
parm パラメータを展開する
parse URL?querystringをパースします。
stringify URL?querystringを作ります
unstring 文字列をスペースデリミタで分解
lastOf 文字列中の指定文字の最終出現位置
pullDir フルパスからディレクトリ部分を取り出す
repby 対象文字列中の指定文字列を置き換え文字列に置き換える
separate 対象文字列を指定文字で、前後2つに分離する
modifier ファイル名から接尾拡張子を取り出す
filepart ファイル名から本体部分を取り出す
pathpart ファイルフルパスからパス部分を取り出す
date 日付編集
today 今日の日付をY/M/Dで返す
now 今の時間をH/I/Sで返す
addDays 日付演算
unixTime 現在のUNIXタイムを取得する
unixStamp 保存された時刻からの経過時間がlimitを超えているかを判断
sort Arrayオブジェクトのソート
isExist ファイルの存在確認
mkdir ディレクトリを作成
checkDir ディレクトが存在しない時に作成
dir ディレクトリリスト
stat ファイルの属性情報を返す
getCsv csvファイルを読み込み、RECインターフェイスに編集
getObject JSON形式ファイル読み込み、RECインターフェイスに編集
getText テキストファイルを読み込み
getJson JSONファイルを読み込み
getFs ファイル読み込み
on イベント監視
fire イベント通知
off イベント監視の取り消し
ready 逐次制御の開始
wait 逐次制御での待ち合わせ
post 逐次制御での待ち合わせの解除通知
sleep 指定時間の待ち合わせ
isDebug デバッグモードかどうかの判定
surveilance グローバルエラーを捕捉
sevierLog 重大エラー時のログ
errorLog 通常エラー時のログ
noticeLog 注意メッセージ
warnLog 警告メッセージ
infoLog 情報メッセージ
debugLog デバッグのためのログ
justLog ログのみ出力し、メッセージは表示しない
notify コミュニケーターをWEBHOOK
getRequest HTTP/Getメソッドによるメッセージ送出
postRequest HTTP/Postメソッドによるメッセージ送出
getIp 自分のIpアドレスを返します
shell シェルコマンドを実行します。(完了を待ち合わせます)
brakets カッコ内を抽出
base64 Base64変換

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